| 番号 | タイトル | 著者 | 掲載誌 | 日記 |
|---|---|---|---|---|
| No.31 | 『イマジン』 | 槙村さとる | 「コーラス」11月号 | 1996.09.30 |
|
今回はちらっと美津子さんの少女時代のことが話に出てきました。 現在の美津子さんの性格は「それ」に因るものばかりではないんだろうけど、「んとぉ、そうかぁ」って納得したのも事実だったりします。きっと基本的に男性を信じられないんだろうなぁって気持ちはあったので。それでも、美津子さんは、自分の人生をたわめることなく、まっすぐに(まっすぐすぎるかも)元気よく歩いてきたんだよね。そうして、彼女は、人の弱さから生まれる、どうしようもなくどうしようもないもの(<なんなんだ、そりゃ)を次の世代に引き継がないようにと、やってきた。う〜ん、やっぱり、すごい人だなぁ。尊敬。 今、ようやっと、強くなった母に美津子さんは言ってしまえる。それは、かつて言いたかったこと。でも、今は乗り越えたこと。けして忘れられるものではないにせよ。 女に生まれて、女であるがゆえにどうしようもなく無力である、という場面を経験してしまうと、「こんな思いは自分だけでもうたくさんだ」って思うんですよね。女の子の母親になってしまったので、その思いがけっこう強めにあるのかもしれません。 でも、わたしは、少女だったときに言いたかったことを自分の母親には言えないと思います。母がそれをそれとして受け止めるには弱い人だから(あるいは、認めたがらない人だから、かな。)、というだけでなく、自分がまだ弱いからなのでしょう。それを口に出せば責めることになる、だから、言えない。責めないでいられる自信がまだない。だからせめて、自分の娘にはそんな思いをさせたくないのだけれど、やがてわたしもいつか娘に責められるようにしか育てられないのかもしれません。それほどに、この世はまだまだ住み難い。(もちろん、男と生まれて生きやすい世の中だとも思ってませんがね・笑) 弱く無力な存在であるからこそ、誰からも虐げられず、蔑まれず、利用されず、搾取されずに生きられるように。誇りは誰にでも等しくあるのだから。 ・・・今回、有羽ちゃんのほうは、ハッピーでよいなぁ。ん〜、あたしもゆっくりするの好き(ほほほ)
|