こみっくす感想日記
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番号 タイトル 著者 掲載誌 日記
No.58 『竜の結晶』 LEVEL29 始動 もんでんあきこ 『コーラス』 1997.12月号 1997.11.29
『感動の第1部完結!!』ですね(笑)

まぁ、やっとこさ、巴と紅ちゃんも収まるところに収まりまして、そのせいもあるのかもしれないけれど、紅ちゃんの白竜に対するこだわりみたいなものも一応決着したように思いますね。たぶん紅ちゃんは「白竜が巴を抱いた」ってことにかなり深くこだわっていたから。にしても、やっぱり、そういう関係になるって大きいのかな。乗り越えるのに時間はかかったけど、その時間の分、いったん堰をきっちゃうと、とどまるところを知らないというカンジもあって・・・(爆笑)微笑ましいといったらナニですが、ちょっとそういう雰囲気がありますね。何はともあれよかった、と素直に祝福できるカップルだよね。

「今のおまえがいい」って、そう言ってくれるオトコって貴重だと思う。生きていけば、やっぱり、なんやかやあって、後悔しないって言ったら嘘だし、嫌な経験だって、それがなければ、きっと今の自分じゃないから、だから、そういうのひっくるめて「今の自分」がいいって、言ってもらえると救われることがある。そういえば、もんでんあきこさんは『DNAは苦悩する』のなかでも勝さんに似たようなことを言わせてるんだよね。「若くて未経験のあんたは知らないよ。だけど 今のあんたのほうかゼッタイにいい女だ」って。ん〜、『めぞん一刻』もそういやそうだね(笑)

今回、井上リカのキップのよさが出色です。「切りかえが早い・・・それが 彼女の強さ」という台詞はおそらく巴のもんでしょう。巴の強さはまた別のところにあるんだけど、ちゃんとお互いにお互いが体感として分かって、ふっと、気持ちが交差するカンジがあってよかったです。同じオトコを好きになった女どうしの連帯感(というほどのもんじゃないが)がさりげなく描かれていてよいですね〜(ほほほっ)
たぶんね、紅ちゃんがかかわらなければ、ふたり、いい友達、もしかしたら親友になったかもしれないなって思います。こうなってくると、もうひとりの女、草加部が気になりますよね。なんか、彼女、痛々しいだもん。

というわけで、巴と紅ちゃんの恋物語はひとまず置いて、物語は、ブランカ・アーツを捨てたエリアスの言葉にひっぱられる形でバーリ・トゥードに流れていきます。(やっとここまで来たっ!)

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