| 番号 | タイトル | 著者 | 掲載誌 | 日記 |
|---|---|---|---|---|
| No.61 | MUGEN〜無限〜 | 石塚夢見 | プチコミック 3月号 | 1998.2.8 |
|
ありがちなストーリーなんだけど、やっぱり泣けてしまうという・・・うまいんですね(苦笑) 紫野はわりと幼いころから容姿にコンプレックスがありまして、現在でもたぁっぷりひきずってますので、多美ちゃんの屈折もなんとなくわかりやすい立場にいるかもしれません。でも、すぐそばにいて比べられて、いつも必ずかなわないでいる血縁者というのが側にいなかったので、ずうっとましだったとも言えるでしょうね。特に年が近いだけあって、兄弟姉妹ってのはそういう関係だとキツイもんがあるし、親子関係だと、依存関係が強くて、わけが分からなくなる度が高い(爆笑) 大好きで、でも、憎くて、憎らしくて、でも、どうしようもなくかわいくて。 人間だもんね、そういう割り切れない感情で、自分で自分が分からなくなってしまうことだってある。 ま、もしかすると、人との関係が濃くなればなるほど、そうなっちゃうのかもしれませんね。そういうの突き抜けちゃうとほんとに大人になれるのかなぁ、と。 ダンナだって、ムスメだって、かわいくて、大事で、でも、憎くて、苛立たしくて。 ・・・ほんと、人と人がいっしょにいるってことは、そうやって、お互いに傷つけあうことなんだろうなぁ、なんて思います。そして、どれだけ許してもらえるか、どれだけ許してしまえるか、で、つながりつづけていくことが出来るかどうかが決まってしまうんでしょう。 そういう意味では、ラスト近く麗子が死んでしまうのは、ちょっと逃げてるかな?という気がするんですけどね。 短編だから仕方ないのかな。ん〜、今度は麗子側の立場から見た「無限」を描いてほしいような気がします。多美ちゃんの側のが、むしろ感情移入しやすいからね。麗子をどれだけ嫌味なく描けるか?っての、すごく楽しみだったりするんだけれど(って、描かないよな・・・フツウわ。)
|