| 番号 | タイトル | 著者 | 掲載誌 | 日記 |
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| No.72 | 天は赤い河のほとり | 篠原千絵 | 『少女コミック』 20号 | 1998.9.20 |
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なんとなく理由なんてないんですけど、今まで、ナキア皇妃とヒンティー皇妃(カイル皇帝陛下のお母さん)が後宮にいた時期って重なってないと思い込んでいたんですよ。でも今回の「少女コミック」での話を見ると、ナキア姫はヒンティー皇妃と会ってる・・・。これは、ちょっと衝撃。 でね、ふっと・・・あ、そうかもな。って思ったの。 ナキア姫は、きっと ヒンティー皇妃を憎んだんだろうなって、だからカイルも憎い、というのが、あるんだろう、と。(現在では、すでにカイル自体が憎くてしかたないんでしょうが。) ヒンティー皇妃は、とても美しくて、皇妃になるぐらいだから血統もよくて、心映えも立派で、すでに皇妃の地位にあって、皇統を継ぐだろう息子も産んでいて、ついでに魔力もあったりする完全無欠な女性でしょ? プライドの高いナキア姫としては、とうてい許せない存在だよね。目障りで邪魔でしかたない、ヒンティー皇妃がなにも悪いことしてなくたって、憎むだろうな、って思うんですよ。 ヒッタイトの皇統を継ぐ息子を産んで、かならず、ヒッタイトを支配しようという野望に燃えて(嫌々ながらだが)来てみれば、そこにいたのが、完全無欠の女性。頼みの夫は、とんでもねぇじいさん(<をいをい)だし。 ・・・これって、かなり嫌ですよ。最低のシチュエーションだと思う。 たぶんね、ナキア姫は、ヒンティー皇妃に魅せられたんだと思う。初めて、「かなわない」って思った相手だったかもしれない。そして、それは、誇り高いナキア姫には、とても我慢がならないことだった。憎んでしまうほうが楽だったんじゃないか?と思う。だって、ナキア姫は、アレキサンドラ姫のような素直なタマじゃないから。(憎悪って、つまり、囚われるということ。とても、とても、愛に似ている。) まぁね、どんなに心映えの優れた女性だったとしても、ヒンティー皇妃がナキア姫を見て、心穏やかだったとも思えないんですけどね。 だって、ナキア姫は、美しくて、賢くて、健康で、覇気に満ちているんだもの。羨まなかった、としたら嘘だと思う。まぁ、そういうの、表に出すような女性ではなかったのでしょうし、そういうヒンティー皇妃の想いを汲み取るようなナキア姫ぢゃないだろうけどね。 ま、そんな理由で、つい、邪推してしまうわけです。 ナキア姫の産んだ息子の父親(「金髪の・・・」発言もあるし)、それから、ヒンティー皇妃の死の謎。きっとなにかある、と思う(苦笑)
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