98.12.1
Novell が NDS のソースを部分的に公開する予定なのだとか。
それに、Caldera に出資する予定もあるのだって。
ほぉぉ、これで、NTの立場はますます悪くなる・・・かしら(笑)? NDS は、とっても企業向きの機能だし、Microsoft がなんと言おうと、確かな人気がありますからね。
2000回リブートが必要な(<をい) Windows2000 を、首を長くして待ってるより、現実的な選択だと思うんだけど・・・。しっかし、まぁ、お偉方の考えることって分かんないから。
そうは言っても、企業がNTの牙城だってのは、なかなか変わらない のかもしれないですけどね。(なんたって、マーケッティングうまいし。なんとなく安心 ってイメージを振りまくのが上手だもんなぁ。最近は妙に神妙ですが・笑)
万が一、NTの不吉な運命を予感してたとしても、いったん導入して、毎日稼動しているハード/ソフトをリプレースするのは地獄の苦しみ、だよねぇ。「前門の狼に後門の虎」状態(とほほ) そのうち、とんでもないババをつかまされたって泣くことにならなきゃいいけど。
- Novell,NDSソースコード部分公開へ: http://www.zdnet.co.jp/news/9812/01/b_1130_01.html
- 主力UNIXベンダーがLinuxと組む道: http://www.zdnet.co.jp/news/9811/30/babcock.html
- Windows 2000の不吉な運命: http://www.zdnet.co.jp/magazine/pcmag/9811/jd981116.html
98.12.14
さすがに師走ともなると更新ができなくなるくらいには忙しいです (^=^;;
もうすぐ、クリスマスですねっ! タイムリーに「ノエル」という名前の表計算ソフトが無償公開されました。人気が出たら、ヴァージョンアップしていくかな?
ん〜、サンタさん、かわいい(<って・・・それは違うやうな。)
- Natural operating ёnvironment language: http://noel.msa.co.jp/
前回で味をしめたのか、それとも、ユーザーからの希望が相次いだのか・・・ともかく、ニッチィな戦略が効を奏したらしい バックス が、「VJE-Delta Ver.2.5 for MkLinux/LinuxPPC」を発表しました。
Web Page には「要望が多いため」と書いてはあるけどね。
- UNIX 対応日本語入力ソフト
「VJE-Delta Ver.2.5 for MkLinux/LinuxPPC」1999年1月中旬発売予定:
http://www.vacs.co.jp/news/MKLinuxVJE.htm
Laser5 と Q&A が提携して、RedHat Linux のユーザーサポートを開始します。
とりあえず、個人ユーザーが対象、とのことだけど、法人向けも、」ゆくゆくは提供されるらしい・・・。敷居が低くなってくんだなぁ(<特に、企業からみた場合)。こうやって、「まるで低きに流れる」かのように、物事が流れていくさまを見ているのって、かなりおもしろいものです。なんとなく 歴史の証人 みたいでしょ(笑)?
・・・でもさ、五橋研究所 と書かれると、なんか別の会社みたい。
- Laser5,Linuxのテクニカルサポートを開始: http://www.zdnet.co.jp/news/products/9812/11laser.html
98.12.21
IBM が Linux に急接近っ?!
Apache をサポートしたり、DB2 for Linux を無料公開したり、Secure Mailer を無料公開して、なんとなく こっちより・・・というニュアンスを漂わせているのだけれど、こんどは Red Hat のサポート、とか(あきらめたらしいが)。
う〜ん、イメージ激変の IBM。・・・ある意味、あの巨大企業が、こういう方向に動くとは吃驚(びっくり)。やるときゃ、やる・・・というべきか。底力というか、企業の厚み、というべきか。
ふところが深い・・・んだろうか。伊達に長年この業界で番張ってる(<をい)わけぢゃないのね。
- IBMがLinuxの在り方を変える?: http://www.zdnet.co.jp/news/9812/21/ibm.html
今年は、Linux が大ブレイクっ! した年として記憶されることになるんだろうか?
たしかに、にわかに知名度を増したな・・・という感じではある (^=^)
CNet の方の記事の NTが伸びた理由の一つは・・・ 以降の記事は、情けなさ過ぎて笑える。いや、これもぢつは Microsoft の戦略なのかもしれないが(理由はともかく、売れりゃいいんだろうからな)。
- Linuxの市場占有率が急増: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1998/Item/981218-2.html
- 出荷本数では NTが依然首位だが,成長率ではLinuxがトップに: http://www.zdnet.co.jp/news/9812/21/linux.html
99.1.6
あけましておめでとうございます。みなさま、仕事始めは何日でした?
え〜と、年明けそうそう、いろいろな iMAC が発表されました。
・・・いや、確かに、かわいいんだけどね・・・ほんとに・・・(苦笑)
う〜ん、あなた、買う? ・・・わたし買うかも(<をいをい)。ストロベリーピンクのあたしのマック(はぁと)、とか。(<違う世界が拓けそうだな。)
さて、お引越し騒ぎで、各種周辺機器の繋ぎ直し、なんてのをしていたら、キーボードのコネクタがお馬鹿になったりとか、モデムを床に落っことして壊れてしまったとか (^=^;;; 悲惨な状況になってしまいました。
モデムが壊れちゃったんで、昔の 144 モデムを繋ぎ直してみたんですが、これ、FAXモデムとしては、クラス1しかサポートしてない奴だったのです・・・(しくしく)うげげ、mgetty/sendfax は クラス1モデムはサポートしないんだよねぇ・・・・。
99.1.7
OS/2 は、まだ生きている・・・(笑)
新しい OS/2 を熱望しているユーザーやベンダーは少なくない、と思う。
そんな噂が洩れ聞こえてきて数日、ついに、こんな記事が出た。
ほんと、いい OS なんだよ。デスクトップの操作感は、Windows よりも自然だと思うし、なにしろ頑丈だし。(ただ、センスがねぇ。。。)
新しいのが出たら、もう一度、インストールしてみようかなぁ。
- IBMが検討中の新OS/2クライアント,関係者から熱烈なラブコール: http://www.zdnet.co.jp/news/9901/06/os2.html
で、HomeLan に熱意を燃やしている、Diamond が、今度は、電話線を使ったネットワークに参入。Compaq とタイアップ。
でも、日本の住宅事情だと、10BASE-T どころか、電話線だって、各部屋に配線されてないやうな気がする・・・。やっぱり、無線かなぁ。
- DiamondのHomeFree第二弾は電話回線利用でさらに低価格に: http://www.zdnet.co.jp/news/9901/06/diamond.html
99.1.11
USA TODAY にこんな記事。ライナスさんって、こんな人・・・。
お菓子のエピソードは微笑ましい。ふぅん、子供のときから印象的な人だったんだなぁ。
この記事を読む限りでは、お父さんとかおじいさんもいい味出してる。父親が存在している子供時代 がちゃんとあったんだろうな、って思う(<そう思わせたいのかもしれないけどね。)フィンランドの家庭ってどんなカンジなんだろう? わりと、母親が強いって聞いたような気がするんだけども。
- Linux creator: Next Bill Gates?: http://www.usatoday.com/life/cyber/tech/cte102.htm
週末、root になって、でんちゃん上で作業していたところ、何をボォ〜としてたか、rm -r /var なんてしてしまって、気づいたときには、時すでに遅し・・・(どひゃぁぁぁぁ) まだ、/usr とかでなかっただけマシか(とほほ〜)
まだ、完全復活には程遠い状態なんでした(泣) すっかり、いやぁん、ばかぁん 状態に陥ってる・・・。
これは、一般に売り出せば、かなり売れると思うのだけど(笑)
緑電子の くるくるくりっかー。紫野は、こういうスキマグッズが好きだ(爆) なんでも巻き取り君、だよん。
- くるくるくりっかー: http://www.midorielec.co.jp/kurukuru/
99.1.13
キーボードの最高峰っ!として、紫野の垂涎の的、Happy Hacking Keybord が値下げされました。
う〜、買ってしまいたい、でも、お金がない・・・。なひんだけど、買いたひ・・・。
- Happy Hacking Keyboad: http://www.pfu.co.jp/hhkeyboard/
99.1.19
実家から引越祝いをもらったので、プリンタ買っちゃいました(<なんでそう〜なるかな〜)
前からずっとほしかった、HPの 895Cxi です。
あ〜、ひさしぶりに買い物らしい買い物をしたわっ(<ここんとこ、HUBやケーブルしか調達してなかったのよね。欲求不満っ!)
このプリンターは前面給排紙スタイルなので、背面や上部に手をいれなければならなくなることは、マレ。で、だから、プリンタの置き場所をあまり選びません。
んで、結局、プリンタがパソコン机の棚の上に鎮座ましましたので、配線のことを考えて(パラレルケーブルは太いからね)、昔、TWOTOPで特売していたのを買って、そのままお蔵入りしていたプリントサーバにつないで使うことにしました(まだ、10BASE-Tのが引き回しは楽だから)。
我が家のクライアント陣は、Windows系ばっかなので、 でんちゃんの /etc/printcap に登録したプリントサーバを、Samba から使うカンジで設定して、うまく動いてます。(双方向通信はできないみたいだけど、出力だけなら。)あとは、GS経由で、でんちゃんからも印刷できるようにしておけば、設定終了の予定。
さて、うまく行ったらご喝采。
コンパックがんばれっ!な話題。
- Compaq,Linux本格サポートへ: http://www.zdnet.co.jp/news/9901/16/b_0115_01.html
99.1.20
Windows2000 の出荷は、また遅れるだろう(もう、全然おどろかないね。)・・・という記事が出て、またぞろ、それみたことかっ!! って意見が・・・。嫌われてるなぁ(苦笑)
- Windows 2000の遅れとLinux勢力の拡大: http://www.zdnet.co.jp/news/9901/19/berst.html
- 尊大なMicrosoftに反撃しよう : http://www.zdnet.co.jp/macweek/9901/19/c_crabb.html
- Windows 2000は2000年2月出荷に!?−入り乱れる各サイト報道: http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990119/kaigai01.htm
それから、Notes の Linux版が出るという話題も(Notes も遅れてることでは一緒だけんど。)
- NotesもLinuxへ: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1999/Item/990119-1.html
99.1.21
新しいプリンタ、HP Deskjet 895Cxi の設定について。
まず、GSのための設定をチェック。
GS 5.10 経由の印刷は、問題なくできます(マージンとか色とか、まだ正確にはチェックしてませんけど)。
紫野の場合、モノクロのときはドライバが ljet4 で、-r600、
カラーの場合は、ドライバが cdj550 で、-dBitsPerPixel=32 で印刷できています。
ただ、ほんとうに600dpi で印刷できてるのかどうかは、出力結果をみただけでは分からなかったです(笑)結果はとってもきれいで、大満足。前が前 (Canon BJ-10)だから、落差が大きすぎっ(苦笑)
虎 (tiger.ps) をテストで印刷していたら、お春にバカウケしました。どこがおもしろいんだか、自分でも用紙の裏側に一生懸命、虎を描いているのでした。(<捨てると怒るんだな、これが。)
これは、楽勝っか?! と思ったら、どっこい、プリンタサーバ経由で接続したのが災いして、lpr の設定ではまりました。
なぜだか分からないけど、プリンタエントリ(って言うの?)に、リモートプリンタ(rm & rp)として設定すると、if(つまりフィルタ)がかからないのです。
しばらく、印刷結果を見ながら、いゃん、ばかぁん状態・・・。
そりゃぁね、普通のプリントサーバ(<PCの)だったら、そっちにそのまま送ればいいんですよ。必要だったら、そっちのマシンでフィルタを掛けるだろうから問題ないの。でも、我が家のプリントサーバにはそんな設定はできない。だから、自前でフィルタをかけてから、プリントサーバに送らなくちゃいけないの。絶対。
ブツブツ言いながら、対策を練ることになりました。
結局、フィルタをかけるためのエントリ(lp=/dev/null で、ダミーです)と、実際にプリントサーバ用に送るエントリ(Samba 経由の印刷では、クライアント側のドライバが処理をしてから送ってくるのだから、データはこっちに流します。)を別々につくって、
- ユーザーの印刷指示は、フィルタ用のエントリに送る
- 呼び出されたフィルタのなかで、再度、lpr にパイプする(パイプする先はプリントサーバに送るためのエントリ)
- フィルタで変換されたプリントデータがプリントサーバ経由で実際のプリンタに流れる
つまり、経路は、
- lpr(No1) → if フィルタ(GSで処理、等)→ lpr(No2) → プリントサーバ → DJ 895Cxi
という設定にすれば、動くことを発見しました。
うへぇ、めんどくさぁい、スプールが無駄ぁ(^=^;;;
ま、いいか、どうせ、家庭内ユース。動けばいいということで。(<業務用みたいに heavy-duty は要求しないもん。)
Itsy と言う PDA が開発中なんだとか。
これ、どこが珍しいかというと、Linuxベースらしいんですよ。 GNU Tools を(gcc もっ)サポートしているという・・・あまりにも、あまり(<どいういう意味?)なガジェット。
発売されるかどうかは、分からない。でも、でも、おもしろすぎる・・・。このサイズで、Apache が動く・・・Mule はどうなのかなぁ。触りたぁい。
- Itsy Pocket Computing Project: http://www.research.digital.com/wrl/itsy/
99.1.26
Windows OS を使わないのなら、返金を要求できる・・・という件で、世界が燃えている(苦笑)
しかし、ぢつに、ネット社会的な現象だなぁ、と思います。ひとつの体験が、野火のように世界中に燃え広がっていく、しかも、信じられないほど早いスピードで。これは、いままでの世界になかった出来事だ・・・と、つくづく考えてしまいました。
ちょうど、Wired News に、インターネットは最新の「グレート・サタン」 という記事も出ていて、いかに 情報 というものが権力の基盤なのか、ということも併せて考えさせられます。
もちろん、どんな情報も、発信側のフィルター、流通過程でのフィルター、最後には自分自身のフィルターを通して、否応なく変質していくものなのだけど、その流通経路が今世紀末のこの短い間に劇的に変わってしまったんだよね。わりと、産地直送に近くなってきているってことで。(それでも、なお、その情報は、それそのもの ではない、ということを肝に命じなければならないのだけど。)
なにを信じたらいいのか分かんない、なにが本当なのか分かんない・・・悪い意味では、ストレスフルな社会なんだけど、いい意味では、選択の自由がある、とも言う(苦笑)
いろんな情報=刺激が多方面から押し寄せて、それを自分のなかでコントロールできなくなり、自分のなかでの統一性が損なわれ、混乱を来す・・・という見方もあるけれど、自己のアイデンティティ(自己同一性、って訳すんか?)なんて、一種の幻想と言えなくもないしな、なんて、紫野は思うんです。いろんな自分があって、それが自分のなかで統一性が取れてないように見えるからといって、だから、どうだって言うんじゃ? とか (^=^;; 乱暴な意見なのかしらねぇ。
どんな名前でよばれようと、どんな姿をしていようと、それはただそれ、なんだと思うの。もし、それがそういう風に見えるとしたら、それは、そういうふうに見えるだけのことだ・・・って、う〜ん、なんか、よく分からない言い草ですね(苦笑)
刺激に単純に反応するゾウリムシと言ってくれ(<をいをい)
- 返金不可のWindows返金制度(上): http://www.hotwired.co.jp/news/news/1909.html
- 返金不可のWindows返金制度(中): http://www.hotwired.co.jp/news/news/1919.html
- Windows Refund Center: http://www.linuxmall.com/refund/
- Windows返金運動NEWS: http://linuxmafia.com/refund/japan/
辛口の批評。S.u.S.E の新しいスィートのレビュー。
ふうぅん。悪くはない・・・か。コーレルにも期待しようっと。
- そこそこ使えるLinux向けオフィスアプリ S.u.S.E.の「Office Suite 99」: http://www.zdnet.co.jp/pcweek/archives/990118/990118p1302.html
99.1.29
ここ数日の業界系ニュースサイトでは、Linux という字が踊っていました。安定板の新カーネルが正式リリースされたのを待ちかねたように、大手各社が急接近。う〜ん、追い風に乗っている・・・。
- コンピュータ業界の大手企業もLinuxを支援: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1999/Item/990128-1.html
- デルもLinux陣営へ : http://cnet.sphere.ne.jp/News/1999/Item/990128-2.html
- 日本語版redhat Linux 5.2に,インフォミックスのデータベースをバンドル: http://www.zdnet.co.jp/news/products/9901/27infomix.html
- SGIとHPがLinuxをサポート: http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/1931.html
- Sybase,Linux版のSQL Anywhere Studio準備: http://www.zdnet.co.jp/news/9901/28/b_0127_07.html
去年の始めには、こんなことになるとは誰も思わなかったはず。勢いに乗るって、こわいなぁ。
そういえば、Windows代金返還運動の様子をチェックしている時にふと思ったのだけど、普通のハードウェア的なものって、初期不良があったら返品できたり交換してもらえたり、しますよね。業務用のソフトウェアなら、検収期間があるし、契約のなかに、初期不良は修正する旨が盛り込まれてるもん・・・だと思ふ。
でも、PCのソフトウェア業界では、そういうことが出来ないんだよね・・・。そのぶん、パッケージソフトは安い、って言えば、そうなんだけさぁ。PL法なんてもあるしなぁ。製造者の責任ってのは、どうなってるんだろ(笑) まぁ、これ初期不良だから交換してよ なんてことが出来た日には、Microsoft なんて、息も絶え絶えになっちゃうでしょうが(苦笑)
で、そんななかで、紫野は、別のことに気を引かれていたりします。
メルコが、無線LAN のシリーズを発表しました。安くなったとはいえ、家庭内LAN で使用するには、まだ、高すぎるっ!! のですが、でも、希望が見えてきたやうに思います。まぁ、そうこうしているうちに、なんでも接続っ!な、jini な家庭になるのかもしれないけどぉ(苦笑)
- ビジネスオフィスに最適!運用コスト削減+安全なネットワーク環境を実現: http://www.melcoinc.co.jp/what/html/98057_1.html