1998.8.31
Microsoft の暴露本が出版されるんです。
もしかして、原文で読んでしまうかもしれないほど、楽しみにしてます(爆笑) 早く翻訳出ないかしらねぇ。(翻訳が待ちきれなくて原文にトライしたのは、マキャフリーの「モレタ」が最後だもんな・・・。その気にさせるほど、刺激的な本なんだば。)
それにしても、あいもかわらず、汚さぶっちぎりなのよね。この企業・・・。Win98 も売れているようだし・・・。なんでなのかしらねぇ(不思議)。
- 暴露本「The Microsoft File」が与える衝撃: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/28/msfile.html
- 「純粋なフィクション」とMicrosoft: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/28/msfile2.html
- MSのソースコード提示,「まだ足りない」と不服のCaldera: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/27/caldera.html
- Microsoftの“すべてを語る本”は,ほとんど何も語っていない: http://www.zdnet.co.jp/news/9809/03/cooper.html
- Win3.1エラーメッセージは「都市伝説」ではない: http://www.zdnet.co.jp/news/9809/03/aard.html
1998.8.27
リムネット が PSINet に買収されるというニュース。
独立系プロバイダーにはきつい風が吹いているんだろうなぁ、なんて。まぁ、前向きに買収されたとも見えなくもないんです。PSINet のインフラを使えるようになるのだろうし、アジア地区でリムネットブランドとして展開していく構想もあるって話だし。
でも、そうは思っても、やっぱり、この業界、体力勝負なのかなぁ と不安になるのでありました。ん〜、キャリア系に乗り換えておいたほうが安全なのかなぁ(なにが? >しの・苦笑)
えっと、巷では、MS-Access の、かなり嬉しくないバグが問題になってます。
これ、データベースとしては許せないバグだよねぇ。でも、Access 使った業務システムってうちのカイシャでも少なくないの。・・・そりゃ、開発者のみなさまは激怒するわな・・・。(ま、Access 選ぶほうが悪いっていや、そうなんだけどさ。) Microsoft はあいかわらず、「これはたいしたことじゃぁない」ぶりっこしてるし(苦笑)
- マイクロソフトのデータベースにデータを消すバグ: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1998/Item/980826-1.html
- MS Accessにデータ記録ミスのバグ: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/26/access.html
Web-RDBの連携っていやぁ、ここのところの流行だけど、日本国内でも、フリーな PC-UNIX への対応がベンダーの視界に入ってきたようです。手軽に Access&IISで、という本はいっぱい出ていますけれども。Accessの話(↑)を聞いたあとだけに・・・(笑)
- ISRがWeb-RDB連携ソフト,ZOLARのLinux/FreeBSD版を無償提供: http://www.zdnet.co.jp/pcweek/web_wire/9808/27/p-014.html
1998.8.24
ニッセン が レインボークラブ というサービスを立ち上げました。
ニッセンというのは、通販する人なら必ず知っているといってもいい大手で、「見てるだけ〜」というCM展開をしていた、あのニッセン(笑)です。
設定済みセットトップ型端末、接続(プロバイダー)サービス(月5時間)、コンテンツ、すべてひっくるめて \3,600〜\4,000/月。う〜ん、やるなぁ。これがブレイクスルーになるのかどうか? 乞うご期待。
- レインボークラブ: http://www.rainbow.nissen.co.jp/
1998.8.20
Yahoo! と Excite! の戦いがおもしろい(爆笑)
ポータルの名誉(?)をかけて、ニュース、パーソナライズ、Webメール、ページャー・・・そして、こんどは、コミュニティーサービス。
どちらかと言うと、Yahoo! の「おらぁ、負けねぇだ」的熱意がおかしいです。Excite! が新しいサービスを打ち出すと、すぐに対抗してくるのだもの。Excite! は、きっと、「ちくしょうっ! ちくしょうっ!!」と叫びながら、新サービスを繰り出しているに違いない(・・・って、それではケンカぢゃ。)
- Excite Communities: http://www.excite.com/communities/new/
- Yahoo!CLUBS: http://clubs.yahoo.com/
- Yahoo! Calendar: http://www.yahoo.com/docs/pr/release203.html
Linux コミュニティーの Linux Standards Association(LSA)に対する拒否反応は、かなり激しいみたい。ゆるやかな協調、闊達な議論、自主独立の精神・・・そんなものを愛する人々にとって、これは、首輪をつけられるようなものに思えるのかもしれない。個人的には、まだ、どんなふうに反応しようか考えているところ・・・という感じか(苦笑)
- 標準化の動きに反発するLinuxコミュニティ: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/19/linux.html
- Linuxの体系化を目指す新組織: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1998/Item/980820-2.html
- Linux Standards Association: http://www.linuxstandards.org/
郵政省の研究の成果やいかに? あいかわらず、後手ごて〜だよな・・・。
- 家庭内の高度情報通信基盤の研究開発の実施について: http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/new/980818j501.html
1998.8.18
・・・さて、INN のヴァージョンアップ、その後・・・。
詳しく説明を書こうかな?と思ったのですが、検索してみたら、けっこうたくさんのページが解説しているようですので、紫野が書くまでもないですね(笑) 下記のところを参考にさせていただきました。ほぼ設定が終わってから見つけたページです。やる前に検索してみればよかった(苦笑) SPAM Filter についても記述されてます。
違うところは、--enable-pgp-verify としなかったところ(だって、そもそも Control Message を受け取ってないもん。)と、でんちゃんはダイヤルアップ接続のローカルサーバーだから、どこからもフィードしてもらってなくて Suck を使って News を取り込んでいる から、incomig.conf の修正は必要ないってところぐらいですか。(sample ファイルの、ME の記述のとこだけあればよいの。)
そうそう、ちょっと、鬱陶しかったので(<をいをい) innwatch は起動してません。
article の保存は、従来どおりの traditional を使用することにしたのですが、そのせいもあるのか、あんまり早くなったという感じはしないですね。クライアントからだと、特に何が変ったか?ってのは分からない(苦笑) ・・・けど、きっと、以前よりずっと丈夫で長持ちになってると思うのよ(きゃらきゃら)
- INN-2.1 インストール & 設定ガイド: http://www.kt.rim.or.jp/~ksakai/inn.html
1998.8.17
あ〜あ、お盆休みも終わってしまいましたねぇ。みなさま、たくさん休めました?
我が家の場合、姫 につきあって始まり、姫に付き合って終わるお休みでした・・・とほほほほ・・・。お春の保育園は、お盆の間はお休みなんです。紫野のカイシャはお盆休みとしてまとまったお休みはないので、もちろん、有休を使わねばなりません。ま、たまには、子供にびっちりと付き合うのもいいですよね。・・・疲れるけど(苦笑)
さて、姫にびっちりつきあうといっても、そこはそれなりに、でんちゃん(Linux Box)をゆっくり見守る時間ができた(普段は、昼間カイシャにおりますんで、でんちゃんの様子をじっくり見守っていることはできないですもん)、News Server- INN のヴァージョンアップを行いました。稼働中の Mail Server とか、News Server を取り替えるのって、腰を落ち着けてゆっくりやらないとね(はぁと)
一応、セキュリティの問題があってヴァージョンアップしたほうがいいとは思っていたので、(・・・といったって、こんなショボイサーバーの、おもしろい情報もない、しかもグローバルアドレスが年中変ってるダイアルアップ接続のサーバーを狙う人も少なかろうけど) いつかはなぁ、と思っているうちに、ついにメージャーヴァージョンアップしまして、Version 2.1 になってしまいました。
怪我の功名(?)で、新しいヴァージョンでは Configure スクリプトが使えるので Make 自体は特に問題なく、すらっと通ってしまいました。(らくちんっ!)
1998.8.12
あのSolarisが、無償で提供されるんですって(びっくりっ!) Linux や FreeBSD に人が流れているのを無視できなくなったってことですか?
へぇ。最近、ほんと、この手のアプローチが増えたわね。開発者を引き付けておきたいから・・・ってことなら、これは、Netscape モデルと同じ?
- Sun、開発者向けにSolarisを無償提供: http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/980811/solaris.htm
1998.8.11
実際、BeOS というのは気になる OS です。Linux とは別の意味で、ですがね(微笑)
そんなわけで、BeOS にも注目している紫野は、BeHive というコーナーもよく覗いています。このなかには BeOS Journal という連載がありまして、最新の No.21 は、なんと、BeOSとLinux,その類似点と相違点 というタイトルです。・・・わくわくしません?
今回のコラムは次のように結ばれています
Linuxはランド・ローバーで,BeOSはマセラティのようなものだ。いずれにせよ,素晴らしいのはLinuxが無料で(ただし,拡張版のインストールCDとマニュアルは約30ドルで提供されている),BeOSが69ドルという点だ。Windows 98をアップグレードするのとほぼ同程度の料金で(しかも,NT Workstationは約319ドルだ),BeOSとLinuxの両方を利用できる。
そのとおり、ですね。ん〜、今度新しいマシンを手に入れたら(まだ欲しいんか?>しの)、Be と Linux のデュアルブートにしようっと !!
- BeOSとLinux,その類似点と相違点: http://www.zdnet.co.jp/magazine/behive/hacker21.html
Apple も MacOS のコードを公開したらいいのに・・・という提案がなされてようで・・・。そういえば、OS/2 にもそんな話題が出てましたよね。さて、どういう反応がみられますことか? 少なくとも IBM のよりはおもしろい態度を示してくれるんぢゃないかと、期待してしまうのですけど(苦笑)
- デベロッパーがMac OSのコード公開を提案: http://www.zdnet.co.jp/macweek/9808/10/n_os.html
1998.8.7
日本語ワープロソフト、dp/NOTE for Linux/BSD が Ver2 にヴァージョンアップします。そんだけ、前のヴァージョンが売れているってことだもん。嬉しいね。
プレスリリースの
パソコンUNIXは、使用料無料のものが多いにもかかわらず、安定して動作することから、自宅での初心者ユーザも増加傾向にあり、加えて、企業や大学も大量に導入し、研究・開発の端末やネットワークのサーバとして利用されています。
という記述に、ついニンマリしてしまいました (^=^;; 抑えてるけど、いい表現ぢゃありません?
RTF形式のファイルを読み書きできるようになるので、ちまたの他のワープロ(苦笑)とのやり取りが簡単になる・・・かな? まぁ、ほんとは、オリジナル形式を読込んでくれるともっと嬉しいのだけどね。オムロンソフトウェアもがんばってます。
- 「dp/NOTE for Linux/BSD Ver2」を8月26日発売開始: http://www.omronsoft.co.jp/SP/Pcunix/dp.html
1998.8.6
CATV 経由のインターネット接続が続々と開始されていきます。う〜、こうなってくると、在所での運・不運が家計に大きく響いてきますね(笑)
首都圏の都市型 CATV局が、接続実験を開始したり、本番サービスを開始したりしています。電話料金がいらなくて、常時つなぎっぱなしで(といっても固定IPアドレスをもらえない場合がほとんどだから、サーバーを自前で立てるのはできないけど)、1万円/月以下というのはおいしいですよね。うううっ、紫野ってば運がよくなひ・・・(泣)
- 東京,神奈川,埼玉で,CATVインターネット接続サービスが続々開始: http://www.zdnet.co.jp/internet/news/9808/05/news01.html
- CATVでインターネットができる事をご存じでしたか?(シティテレコムかながわ): http://www.ctktv.co.jp/net/net.html
- ケーブルモデム対ADSLの戦い:序盤戦はケーブルがリード: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/03/race.html
1998.8.5
もうかなり話題になってますが、Netware for Linux のお話など。
3ユーザー版が Caldera のサイトから無償で ダウンロード可能なので、ちょっと、試してみたい気分にかられました(笑) 家庭内LANなら、3ユーザー版で充分なんだもん。でも、何に使うんだ? と考えてしまって、まだ手をつけてません。なにせ、家庭内LANだからこそ、管理が大変で頭痛がするほど多量のユーザーを抱えてないですからねぇ(苦笑) Netware のピカイチは、やはり、ディレクトリサービスだと思ふ。
でも、大量ユーザーと大量リソースに喘いでいる企業ユーザーには選択肢が広がるって意味でよいことだと思います。いやほんと、ディレクトリサービスが年中落ちてるんじゃ、笑えないですもんね。WINS ってば魔物/妖魔だからできれば触りたくないし(<をいをい)
どうです、試してみませんか?
- カルデラ、Linux用のNetWareをリリース: http://cnet.sphere.ne.jp/News/1998/Item/980804-6.html
さて、家庭内無線LAN の世界に新たなるチャレンジャーが登場しました。その名は、Diamond Multimedia Systems! (<ををっ! なんと、こんなとこに目をつけていたのか、このカイシャ) 2台構成のスタートアップキットが US$199.95 だということなので、絵に描いたモチ よりも人気でるかもしれません。
not-wired なネットワークというと、赤外線とか、光無線なんかもありますよね。そちらを使った製品も出ているようです。
- Diamondが家庭用の低価格ワイヤレスLAN製品: http://www.zdnet.co.jp/news/9808/04/diamond.html
- 赤外線ネットワークアダプタ JetEye Net,JetEye Net Plus: http://www.cfcompany.co.jp/nj_page/jeteyenet.htm
- 高速光無線LAN クリーンネット: http://www1.meshnet.or.jp/toyoelec/clean.htm
- LTEL赤外線LAN: http://www.net.macnica.co.jp/product/ltel/oplan/c-opln01.htm
1998.8.3
さて、突然ですが(<いつも突然だがな)、近頃、WEBメールが流行ってると思いません? ここんところの ポータル戦争 のセイなんでしょうね。
国内でも、Yahoo! とか、goo とか Excite とか、検索サイトもぞくぞく参入してきて、古参のサービス(っていったって、この業界のことですから、普通のスパンで見れば特に古いというわけではないけど)を、かなり圧迫してきています(苦笑)
でもねぇ、WEBメールって、その成り立ち上、もともと表示にブラウザを使うから専用クライアントに比べて遅いのに、さらに加えて、たくさんの人が同じ(なのかな?)サーバーに接続するもんで、テレホタイムなんかだと、泣きたくなるぐら遅いんですよね。ほんと、とほほほほ〜です。(<使わなければよい、という話もあるが却下。)
それに、専用のメールアドレスが持てます! と言ってくれても、それで、あんまり アドレスをバシバシ増やして転送しまくるのも始末に負えなくなる可能性があって、どうにも好きになれません。(だって、せっかく、独自ドメインのアドレスなんだしさ・笑 >しの)
・・・で、見つけました。あなたのサイトにも WEBメールをいかがですか(笑)? MailMan がそれを可能にしてくれますっっ!
MailMan は、個人/家族の使用に関しては、無償で使用することができる CGI スクリプトです。 でも、不特定多数の人が使用できる環境だとライセンス料を支払う必要があるので、ここで公開はできません(爆)
日本語問題も、受信メールのヘッダーを MIMEデコードして HTML を表示、送信するときには、ヘッダーの日本語を MIME エンコードして、本文を JISコードで送るように、ちょっとばかりスクリプトに手を加えれば(通常のテキストメールなら)よいのです。紫野は、おなじみ jcode.pl と mime_pls を使わせていただきました。(<いつもお世話さまです。ほんと、助かってますっっ!)
ブラウザが使える環境なら、どこからでもメールボックスをのぞけます・・・って、そんなに急ぐメールが、そうそうあるわけでもありませんけどね(<自己満足 200%)
・・・なぁんて話をしていたら、Highway Internet で WebMail サービスをはじめました。ふぅぅん。
- 「WebMail」サービスのご案内: http://www.highway.ne.jp/SUPPORT/MEMBER/MAINTENANCE/980731-2.html
後日付記:現在の MailMan は、改造が難しくなっています。海賊版が販売されたのが原因だとか。いかにもありそうな話だから驚きはしないけれど、善意のユーザーには迷惑な話ですよねっ!! ぷんぷんっ!