Home Sweet Home LANLAN Project



1997年3月上旬(金)
Nifty4U が思いのほか簡単にセットアップできたので、今度は mail2news に挑戦することにした。

さて、紫野の愛用する Mailer AL-MAIL には、ひとつ困ったことがある。それは、メールのスレッド表示ができないことなのだ。
WIN95 用にスレッド表示をさせるためのツールなら公開されているけれど、それは「はるか」の WIN-OS2 上では実行できない。
投稿の多い ML などを読んでいると、いくら AL-MAIL のフォルダ振り分け機能を使っても何がなんだか分からなくなる(ばっふぁが少ないから・・・<軟弱者!)。

そこで、紫野は考えた。そうっ! WinVN ならばスレッド表示しているではないか!
そうだ、め〜るをにゅ〜すに送りこめばよいのだ。絶対にそういうツールはあるはずだ(<あくまで他力本願の紫野・笑)

もちろん、MHonArc で HTML 化してもスレッド表示可能だ。でも、これだと古いデータを削除するのがめんどくさい。でも、news にしてしまえば、お掃除も自動でできるので一石二鳥。
ML の性格によってふたつを使い分ければよいのだ。

こまった時の JF 頼み(^_^;;) 調べてみたらありましたっ! Linux MINI-HOWTO Mail2News(和訳版)。この HOWTO のなかには mail2news.pl 自身も含まれているので、後は設定するだけっ!

ところで、紫野の環境の場合、でんちゃん上のメールアドレスでは外部とお話できない。プロバイダーのメールボックスになんでもかんでも入ってくる。だから、またまた、procmail にご登場願って、Sender: ヘッダーで該当 ML を判断し、POST 用のアドレスに転送するように設定することにした(ついでに Subjectに含まれる ML名や連番も削除するようにしてあります。)めでたし、めでたし。



1997年3月中旬(日)
さて、netnews というものがある(笑)
普通、ダイヤルアップでつないでいるユーザーの場合、プロバイダーがくれる説明書などに書いてあるとおりにニュースリーダーを設定すると、電話がつながったままプロバイダーのニュースサーバーに接続して news を読み出すことになる。
しかしながら、これでは電話代とプロバイダー代が馬鹿にならない。紫野なんかだと、恐ろしくてとてもとてもゆっくり news を読んでいられない気分になる(^=^;;) 「早く切らなきゃ、早く切らなきゃ。」と気ばかりせいてじっくり読むなんてとんでもないのだ。その昔、BBSを始めたころにオンラインで読み書きをして痛い目をみたのが骨身にしみているのである。こういう性格だから、近頃ではネットサーフィンもあんまりしてない(苦笑)(余談だが、だから、紫野は Nifty Manager が嫌いだ。)

netnews にはきっと有益な情報があふれていることだろう。news は読みたい。だが、紫野にはオンライン読み書きは心情としてできない。そんな紫野にお誂え向きの、一気に news を引っこ抜くパッケージ、それが suck である。

んでまた、通常、プロバイダーから news をフィードしてもらう場合、ユーザー側での設定はもちろん、プロバイダー側での設定も必要になる。だからかどうだか知らないが、news をフィードしてくれるプロバイダーというのは希少価値であるようだ。
suck はこの問題もクリアーする。プロバイダー側の設定はいらないのだ。(netnews を提供していないプロバイダーは論外だが・・・。)
ただし、suck を使用するためにはローカルの News Server が必要である。gnspool でも同じようなことができるのだが、こちらはローカルな News Server を必要としない変わりに、ニュースリーダーがローカルスプールを読み出せなくてはならないらしい。紫野の家庭内LANの事情には、suck のほうが都合がよい。

と、いうわけで、今日のお題は、suck の導入である。

久保元治さんの御尽力で、suck のパッケージには日本語マニュアルが含まれている。(ありがたいことです。)

紆余曲折はあったが、どうにか問題なさそうに動くレベル(<自信がない)まできたので、とりあえず、本日はここでおしまい。



1997年3月下旬(水)
popclient もいいけれど、どうにもセキュリティーのことが気になってきた紫野は、では、他にどんなのがあるかいな? と探した結果、 fetchmail を導入してみることにしました。

まず、名前で気に入って(<おまえわぁ(^=^;))、 FAQ Page で情報を収集してみると、なんとなく「こっちのほうが安心なのかな?」って感じ。(<アタシはあばうとなオンナ)。わりと最近、アップデートしたもようです。popclient に比べると豊富なプロトコルに対応してますねぇ。IMAP にも対応しています。(紫野は IMAP 対応のメールボックスを持っていません。残念。でも、そのうち流行るんじゃないでしょうか。)
んで、とってきた mail は SMTP 経由で local に deliver されるそうです。(ってぇことはぁ、./forward なんかも効くってことね。これは、おうちの事情にとって都合がよいわ。)

まず Web Page 上から頂いてきて、解凍したあと、INSTALL ファイルのとおりに作業をすすめます。

    % ./configure
    % make
    # make install

紫野の場合は、他に何をする必要もなく、簡単にインストールできました。

さて、設定です。まず、コマンドラインから試してみましょう。

    % fetchmail -u accountname -p POP3 mail.dokka.or.jp

として起動すると、パスワードをたずねてきますので、パスワードを入力(当然、画面には出てきません)すると、diald が電話をかけはじめて、Mail Server に接続。結果、「メールはない」と言われてしまいました(笑)
ん〜、大丈夫ってことかな?

次に ~/.fetchmailrc ファイルを作ります。

    poll mail.dokka.or.jp protocol POP3 username accountname password fumifumi

作ったら、このファイルを、chmod 600 ./.fetchmailrc しておきます。(パスワードが書き込まれていますからね。)
さぁ、今度はただの fetchmail として起動してみます。

うん、大丈夫みたい。よしよしOK・・・と思ったら、なんと Asahi-net のメールサーバーに接続しようとすると拒否されちゃうんでした。なんで? (もうひとつのプロバイダーだとうまくいくのに?) 謎・・・(^_^;)



1997年3月下旬(日)
でんちゃんの httpd は、CERN です。でも、紫野はチャンスがあったら apache に代えたいものだと思っていました。世界で一番使われている httpd だそうだし。
ここのところ、おうちのらんらん計画もだいぶ落ち着いてきたことだし、そろそろ apache を導入してみてもいいかもしれないってなわけで、心に密かな野望(?)を抱いて apache のホームページ(日本語版)を尋ねてみました。
をやをや、apache には OS/2 版のプロジェクトもあるんですねぇ(<好感・笑)

公開されている最新版は、Apache 1.2 Beta7 ですが、今回は手堅く 1.1 系(だって、ドキュメンツの日本語訳があったから (~_~;))のapache_1_1_3_tar.gz を頂いてきました。

さっそく apache を作りましょう。

  1. ソースを展開して、展開したディレクトリに cd する。

  2. $SRC/Configuration ファイルを編集する。

    でんちゃんは 486 マシンなので、AUX_CFLAGS= -DLINUX を指定しました。

  3. $SRC/Configure スクリプトを実行する。

    ただ実行するだけ(ほほほっ)

  4. make する。

    問題なく make 終了。

  5. インストールは手動でする。

    /usr/local/etc/httpd 以下に 出来上がった src/httpd と、各種ディレクトリ conf/, cgi-bin/, icons/, log/, htdocs/, support/ を コピーします。

順調、順調。
お次は設定ファイルです。とりあえずでも設定が必要なのは、各種ディレクトリ関係ですね。

  1. conf/ 以下の *-dist ファイルを コピーして、httpd.conf, srm.conf, access.conf を編集します。

  2. デフォルトでは standalone で起動する (inetd 経由じゃなくて)ことになっていたので、紫野の場合、 inetd の www の該当行をコメントアウトして、kill -HUP します。

  3. んで、 /usr/local/etc/httpd/httpd を起動します。( -f /usr/local/etc/httpd/conf/httpd.conf)

とくに問題なく起動したようだったので、「はるか」と「しの」からでんちゃんを覗いてみると、うん、大丈夫みたい(にこにこ) apache 特有の機能などは、これから勉強します。
本日はここまで。



4月上旬某日(土)
家庭内ホームページ(外からは見えないよんっ!)にカウンターをつけようっ!と決心。どうせ、参照数も少ないんだけど(参照するのは、紫野かおぢさんだけだもんさ)、きばってちょっと高級なのを入れることにしました。そう、よくプロバイダーで提供してくれている、あれとおんなじ見かけのヤツね(いっしょなのかな?)

紫野が導入することにしたのは、[Count Release 2.3]

何が気に入ったって、このカウンターは OS/2 でも使用できるのです。(< ちなみにおうちのLANでは OS/2 で WWW Server は立ち上げていません。昔はやってたんだけどね。)

Count Release 2.3 は、ご存知の方も多いでしょうが、カウンターとしての使用方法のほかに、日付表示や時計表示もできる勝れものです。導入方法もとっても簡単。しかも、ホームページ上で懇切丁寧に解説してくれます。(英語だけど)。NT や OS/2 用にはバイナリも用意されているようです。また、カウンターの表示に CGI しか使用しない(SSIを必要としない)ので、プロバイダーでもよく使われているのじゃないかなぁと思います。

さて、紫野は今回 UNIX 用のソースを頂いてきて make することにしました。

導入方法のページはたいへん分かりやすくて迷うようなことはないでしょう。
ホームページでの説明に従って導入用のプログラムを実行すると、簡単な英語で質問してきますから、それに答えましょう。
スクリプトはそれぞれ、Count-config でディレクトリ/ファイルの指定し、configure は実行するだけ、Gen-conf で counter の各種設定を行います。
ちなみに、紫野の場合は下記の手順で、問題なく make & install 出来ました。

% tar -xzvf wwwcount2.3.tar.gz
% cd $SRC
% ./Count-config
% ./configure
% make clean (はじめて make するときは必要ありません。)
% make
% ./Gen-conf
# ./Count-install

カウンターはHTML の中で画像として取り出します。詳細は、ホームページを見てみましょう。

<img src="/cgi-bin/Count.cgi?df=count.dat">
こんな感じですよね。Gen-conf のなかには、"df=countername" で指定したカウンターの中身ファイルを自動的に作るかどうか? なんてオプションもあります。(このオプションを指定しておくとカウンターが作り放題なんだねぇ。知らなかったよん・笑)もちろん、自分で作るカウンターですから好きな画像ファイルを使用できます。

はい、これで、家庭内ホームページがなんだか立派になりました(<気のせいだってば。)



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